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ニワと多目的スペース.jpg
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松原の住宅

所在地:東京都世田谷区

主要用途:戸建て住宅

構造:木造

規模:地上2階

​延床面積:約90㎡

新築の分譲戸建て住宅である。2層のヴォリュームをずらして重ねることで、2つの「余白」をつくっている。それぞれの余白は法規制の結果として生じた単なる空白地帯ではなく、家族だけのプライベートな団欒の場や、まちに開かれた活動の場を提供する。

単純な操作の中に、都心の住宅地における快適な環境の確保、単調な景観への批判、

家族とまちの関わり方、経年による生活の変化への包容力など様々な意味が込められている。

 

敷地は駅から徒歩15分ほど離れた住宅街の一角である。袋小路側に設けた「余白」は玄関や駐車場であり、土間スペースと連続的に使われるウラニワである。目抜通り側は敢えて壁をたてて隔てる事でプライバシーを確保し、替わりに袋小路側から隣地側まで抜けを作っている。2階はLDKがテラス状の「余白」を介して目抜通り側に抜ける開放的な居場所となっている。